自転車に乗るのは久しぶり
今夏は7月末に登山で北アルプスの南岳~大キレット~北穂高岳を縦走して以来のまともな運動です。
今年は穂高連峰~大キレットを縦走するために、冬場から定期的に自転車を乗ってきました。
大キレットの縦走路は日本の一般登山道では最高難度のルートです。
初日は新穂高より標高差1900mを担ぎ上げ南岳小屋へ、2日目は大キレット~北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘へ
3日目は白出沢より新穂高へ下山しました。落石も多くヘルメット必須で挑みました。
とても険しい道のりです。酸素濃度も薄い中での有酸素運動をしながら全身全霊を駆使して登り続けます。
ワンミスしたら・・・奈落の底 といった場所だらけです・・・
自転車と登山は長い有酸素運動をしながらも、一瞬たりとも気が抜けないという共通点もあり、それでも互いにとても楽しい時間を過ごせるので、様々な相互作用というものをとても実感しています。
3000mクラスの縦走路により酸素濃度も薄く、重たいリュックを担ぎながら登りました。
北穂高岳(標高3,106m)から縦走してきた大キレットと槍ヶ岳の眺望です。
自転車によるヒルクライムやロングライドを自分なりに続けてきたことで、今年の前半戦も体力の維持が出来ました。
しかし、この後8月は天候不順や他の予定等もあり、完全に運動不足状態プラス暴飲暴食気味の日々を送ってしまったので、再び秋のスポーツシーズンに向けて身体を鍛え直す必要性を痛切に感じ、ロングライド+ヒルクライムのルートを考えた末、尺里峠に行くことにしました。
国道134号線~大磯より国道1号線を西進し、国府津へ向かいます。
箱根方面は少しガスっています
今日の酒匂川 穏やかな流れです
矢倉岳が見えます。ここからいつも見える富士山は今日は見えませんでした。
開成ふれあい館 ここで少し休憩
その後、小田急鉄橋の下をくぐり抜け、そのままCRを北上します。
鮎釣りの人が大勢いました。最盛期ですね
とても走りやすい道
CR終点まで進み、一般道で山北駅へ
山北駅に到着
綺麗な小沢
とても静かな山里感が漂ってきます
徐々に勾配がキツくなり・・
しばらく登ると左手にトイレがある分岐点に着きました。
ここを左に曲がり、さらに登ります
結構な登坂を漕ぎ続けます。
視界が開ける箇所もあります。でも天候により眺望はいまいち・・
しばらく漕ぎ続けると..
尺里峠に到着 標高は550mです。残念ながら眺望ゼロです..
その後、寄方面へ一気に下って行きます。
こういった風景を眺められることも自転車の楽しみのひとつです。
寄を抜けて国道246号の寄入口交差点まで下っていきます。
その後は寄入口交差点まで下り、7イレブンで休憩後、国道246号で秦野へ向かいます。
トンネルを抜ければ長い下り坂です。以前この坂で気が付いたらスピード56km/hを記録しました。
やがて鶴巻温泉入口の桜坂交差点へ
今日は温泉入りたい・・でもそのまま帰路へ
これより平塚方面へ南下
平塚郊外より湘南平方面が見渡せます。
後はのんびりと走り、国道134号より帰宅しました。
■走行距離 96km
■サイクリング時間(休憩含む) 6時間01分
■消費カロリー 2100kcal
▲
(ガーミンbasecamp) 1,654m▲
(ルートラボ) 1,344m久しぶりの自転車でしたが、終始いい感じで走れました。
でも、帰路の湘南大橋(相模川)を走行中に一瞬、右脚が攣りそうになったので、1ヶ月間運動をサボってきた身体はウソをつかないものだと実感しました(笑)
コメント
Creekerさん
Creekerさんの過去の記事を検索していたら、スッすごい北アルプスの大キレット縦走していたのですね。ここはもはや大憧れのルートですが・・・・、さすがに体力・技術もなく、永遠の憧れで終わりそうです。
私は北アルプスが大好きで、槍ヶ岳には何回か登頂はしていますが、ここから穂高連峰を憧れのまなざしで見ていましたが・・・、これは30年以上前の古い話で恐縮です。
機会あれば、過去の参考記録を掲載ください。 よろしくお願いいたします。
それにしても体力の減退と、気持ちの高揚のバランスが難しいですね。今考えているのは、そのうち秦野駅~表ヤビツ峠のウォーキングです。(笑)
大型中年さま
昨年一番の目標は記事にもありますように、この大キレットを縦走し北穂高岳へ登ることでした。実際にはその先の北穂高から涸沢岳までの登山道の方が相当ヤバかったです(笑)
一昨年は剱岳へ登頂したのですが、冬場のトレーニング用にクロスバイクを買って曲がりなりにもヒルクライムを継続していた訳ですが、実際には自転車そのものの魅力にのめりこんでいってしまったのです。
登山と自転車の共通点はやはり長時間の有酸素運動をしながら移り行く景色を楽しめることだと思います。
大型中年さんなら経験豊富で体力も相当ありそうですので、リュックを背負って少しづつ登山道を歩かれれば大丈夫ではないでしょうか?
実際にアルプスでも自分より2廻り以上の年配の方々が元気に登られている姿を見て、こちらが励まされたりするくらいです。
気持ちの高揚がある限り、身体がついて来れば最高なのですが(笑)