残暑を逃れ深山幽谷でのイワナ釣り

暑いのが当たり前の日々がすでに3ヶ月目に突入し、気が付けば早いもので暦は9月となりました。

そんな中、雨台風だった台風15号は関東をサーッと過ぎ去ってくれたので、先週に続き涼を求めて標高が高い深山幽谷へイワナ釣りをしてきました。

神奈川県を除く大半が9月末までが渓流釣りの期間で10月以降は禁漁となるので、まさに県外ではほぼラストチャンスということで、山梨県のとある源流域を訪れました。

高木が立ち並ぶ深山幽谷、この秘境感が心を揺さぶります。

苔むした独特の空間。どこか神秘的な雰囲気がたまらないです^^

今夏は各地でクマ出没のニュースが毎日のように流れているので、この日もいつもどおり熊撃退スプレーと熊鈴など、一応、可能な限り熊対策をして山奥を遡行します。

早速、釣り始めると・・・

綺麗な岩魚(イワナ)が釣れました。ニッコウイワナですが、少しだけパーマークが橙色が混ざったものも釣れたりします。

この源流域で釣れるイワナは尾ひれが上の写真の大岩のように茶色のものが多いです。

定番の水中撮影

等高線が同じレベルのフィールドには小川(creek)が幾重も流れてて、とても癒されます。

奥行き感がいいです。

釣れたイワナを観察するため、岩を並べて作った即席の池で泳がせます。

とても綺麗です^^

標高2,000m近いので、水はまるで氷水の如く冷たく下界の猛暑とのギャップが大きいです(笑)

15時頃に沢装備を解いてから急斜面を登り帰路(下山)につきます。

時間さえあれば何度でも訪れたい別天地ですが、しがないリーマンにとってはなかなか難しいのが現実です。若い頃より例年そんな感じで過ごしてきてあっという間にアラフィフとなり、体力・気力・視力?が衰えていても、やはり山奥に一歩足を踏み入れ、五感で大自然の雰囲気を感じる独特の緊張感は普段の日常では決して味わえないものです。

特に山岳渓流を遡行するにはバランス感覚がとても重要で、重いカメラ機材など背負いながら行動する自分にとっては、股関節回りや脚の筋肉を特に酷使するため、普段より様々な筋トレの必要性を改めて実感しました(苦笑)

今夏は山岳遭難も各地で過去最多を更新するなどし、特に50代以上の遭難者が半数以上を占めているようなので、まさに「明日は我が身」と気を引き締めて、いつでも山奥の渓谷で楽しめるように改めて準備だけは欠かさないようにしようと思いました。

今回の深山幽谷のユーチューブ動画はこちらからどうぞ!

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